世界の主要40都市を対象とした旅行者調査　トップは「東京」

調査方法
今回の「旅行者による世界の都市調査」は、2012年に世界の主要40都市*に訪問し、トリップアドバイザーに口コミを投稿した7万5000人の旅行者を対象に、10項目の質問に対して、その都市を訪問した際の体験をもとに0～10点のスコアで評価してもらったものです。

各都市に関して、すべての都市で最低300人以上の回答をもとに平均値を算出しています。0～10点のレイティングは、10点に近づく程高評価となりますが、質問項目の9番に関してのみ、数が少ない方が高評価となります。また、各都市の平均値が同じ場合
は、９および10の評価をつけた割合の多い都市を上にランクしています。

*世界観光機関(UNTO)の調査による2010年、外国人旅行者の入国者数トップ40カ国の主要都市

主な結果
東京は10項目のうち、 タクシー運転手の親切さ、タクシーのサービス、街の清潔さ、公共交通機関、安全の5つの項目で40都市中の1位の評価となりました。また、残りの5項目のうち4項目がトップ10内に選ばれるなど全体的に高い評価を受け、すべての項目での平均評価でも、40都市中の1位と最も高い評価を受けました。円高の影響か、コストパフォーマンスのみ26位と低い評価となりましたが、 一方でショッピングの満足度は5位と高く評価されていることから、店舗や商品の選択肢の広さや、サービス、品質などが、価格を上回る魅力として評価されていると思われます。
東京以外の都市では、シンガポール、ミュンヘン、ストックホルム、ドブロブニクなどが高く評価されました。一方、評価が相対的に低かったのはモスクワ、ムンバイ、マラケシュ、シャルムエルシェイクなどとな
りました。

旅行者による世界の都市調査より（pdf）