Jリーグのチケット販売方法はホテルを参考にしたらどうだろうか?
なぜビジネスホテルは、一泊四千円でやっていけるのかという本を読みながら、早割チケット完売のニュースを見て考えた思いつき。
この本によれば、ホテルは空室を作らないために時間が遅くなるほど値段を下げるのだとか。
その手法、Jリーグのチケットにも取り入れられないだろうか。
今の販売方法だと、同じ試合の同じ席種ならチケットの値段は二種類。前売り券と当日券。
そして、大抵の場合当日券の方が高い。
常識のように運用されているこの制度だけど、思い切って逆にしてみたらどうだろう。
当日券を販売するということは当日までチケットが余っているというのと同義なのだから、安く売る。「空席はホットドッグを食べない」という言葉があるように、空席にしておくよりは安くたって人が入った方がいいに決まってる。
できれば前売り券の値段も何段階かに分けて、試合日が近づくにつれてだんだん安くなるような仕組みになると面白いかもしれない。
安く買うか、高い額を払って売り切れ前に確実に手に入れるかという二択。
このシステムの問題点は、毎回当日券で入られてしまってはどうしようもないということ。
売り切れのリスクがなければ成り立たない。
と考えると、毎試合このシステムにするのは難しいけれど、争奪戦が起きるような人気の試合ではやってみてもいいのではないだろうか。
ついでに、キャンセル待ちのシステムがあればもっと嬉しい。
何かの都合で前売り券を買った試合に行けなくなったとき、チケットを買ってくれる人を探すのは結構手間なもの。
キャンセル待ちがいる時に限って、チケットの払い戻しが出来るようにしたら前売り券を買うリスクが少し減る。
それに伴うコストはキャンセル料で賄う。少しばかり手数料を払ったって、そのチケットがそのまま無駄になるよりはよっぽどいい。
なんの試算も検証もしていない思いつきなんで甘い部分もたくさんあるだろうけれど、本気で考えてみたら結構面白いかもしれない。