試合中、主審にバナナ投げつけー74歳のサッカーファンを逮捕
おいしいバナナは投げずにおいしくいただきましょう。
フットボールリーグ2の公式戦で 試合中に年配のファンが主審に対してバナナを投げつけ 警察に逮捕される騒ぎとなり イングランドのサッカーファンの間で波紋を呼んでいます。 今月24日、AFCウィンブルドン対ポート・ヴェイルの試合中 前半26分に突然スタンドからピッチへ 1本のバナナが投げ込まれました。 主審は驚いた様子だったもののそれを拾い上げ すぐに試合は続行されました。 この「事件」を聞きつけた警察は、テレビ映像のリプレイで状況を確認。 そして、74歳のウィンブルドンのファンが「犯人」だとわかるや そのファンを逮捕してしまったのです。 |
投げたバナナが主審に当たったというわけではないのですね。
乱暴といえば乱暴な行為ですが、これだけで逮捕されるというのはなんだか強引な気がします。
投げたものがバナナだったのが問題だったようで…。
一般にアフリカ系やアジア系に対する白人の差別行為として、猿の好物のバナナを差し出したり、猿のまねをすることがある。 |
日本人にとっては感覚としてピンとこないものはありますが、バナナというのは時に強烈な人種差別のツールになるようです。
有色人種にバナナを差し出すことは、それだけで逮捕されてもおかしくないくらいの侮辱行為になることもあるのだとか。
よって今回も「もしかして人種差別行為か」と 一瞬警察や関係者が色めき立ちました。 しかし調べの結果、この年配のファンは 主審の判定に不服だったため たまたま持っていたバナナを主審めがけて投げただけだったようで 人種差別には非常に敏感なサッカー関係者は 一様に胸を撫で下ろしたんだとか。 |
今回バナナを投げつけられた主審の人種はわかりませんが、人種差別の疑いがあったのでこんなに厳しい措置になったのですね。
結果的に差別の意図がなかったとは言っても、バナナを投げつけること自体も問題なわけで。
これに懲りて、少しおとなしくなってくれるといいのですが…。
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