Jリーグが2ステージ制で本当にやりたかったこととは何だったのか

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今シーズンから始まった2ステージ制。
資金の確保という意味では「明治安田生命」などのスポンサーが付き、成功したと言えるのかもしれません。
⇒(参考記事:2ステージ制で平日のリーグ開催が増えるのに、なぜ収入が増えるのか

が、メリットとして大々的にアピールされていた「地上波への露出が増える」「観客動員が増える」などの点については今のところいまいち実感なし。
1stステージ優勝は決まりましたが、さほど盛り上がった様子もありませんでした。

なぜ、2ステージ制のメリットとしてこれらが提示されたのか、Jリーグが本当にやりたかったこととは何なのか、考えてみました。

チャンピオンシップの存在

2ステージ制での最大の変化として、チャンピオンシップの存在が挙げられます。
ステージ優勝で山場を作ることもさることながら、ステージ優勝には「チャンピオンシップへの出場権」というもっと大きな意味があるのです。

チャンピオンシップがなぜ注目されるのかと言えば「この試合で優勝が決まる」と事前にわかっているから。
どうせ見るなら優勝の瞬間を見たいものですが、リーグ戦ではどの試合を見れば優勝の瞬間が見られるのかというのはなかなか分かりにくいものです。
この試合さえ見ればJリーグの優勝決定の瞬間が見られる。そんな試合は魅力的なのではないでしょうか。

スタジアムでの動員数などを見る限りリーグ戦より注目度は低いと思われるナビスコカップですが、決勝戦だけは地上波での放送が行われます。
これは、地上波でも視聴率が取れると判断されたことを意味します。
決勝戦というのはそれだけ魅力的なコンテンツなのです。

2ステージ制にすることでJリーグが本当にしたかったこととはリーグ戦に決勝戦を作ることなのではないでしょうか。

Jリーグを日常的に見る人にとってはわかりにくいと思われがちなチャンピオンシップですが、そもそもこのチャンピオンシップはそんなサポーターを対象にしていないのかもしれません。
それよりも、ライト層、もしくはそれ未満の層に「この試合に勝てば優勝」とアピールすることで注目度を上げようと考えたのではないでしょうか。

「地上波への露出が増える」「観客動員数が増える」というのは、リーグ戦ではなくチャンピオンシップを念頭に置いた発言だと言えそうです。

つまり、2ステージ制の真価はチャンピオンシップに有り!ということ。
このチャンピオンシップが普段Jリーグを見ない層に対してどのような影響を与えるのか、よく観察しておく必要がありそうです。

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