Jリーグ審判団に無線機利用導入へ 14年シーズンを目処に
欧州ではすでに始まっている審判団の試合中の無線使用。
その制度が、ついに日本でも導入される模様です。
Jリーグが、14年度シーズンから「審判無線システム(通称スポーツ無線)」の導入を目指していることが10日、分かった。主審、副審2人、第4審がイヤホンとマイクをつけて試合進行する。欧州主要リーグでは、既に導入されており、2月23日に行われるゼロックス・スーパー杯(広島対柏、国立)で、試験導入する。同システムが定着すれば、将来的にはチップ付きボールも導入する可能性があり、より正確で公正なジャッジでリーグを盛り上げる。 |
欧州ではかなり前から導入されていたこのシステム。
試合中の無線の音声が使われた「レフェリー」という映画があったくらいです。
日本では無線法の関係で実現しないのだと言われていましたが、やはりその関係で少し問題がある模様。
今まで数度テストが行われていますが、すべて政府に許可を取った例外行為だったようです。
シーズン通して使うとなると例外措置で済ますというわけには行きませんから、その辺の問題解決は必須になりますね。
私が今一番気になっているのは、緊急地震速報が出たり大きな地震が起きたときの対応です。
昨年のゼロックスカップの途中、スタンドで観戦中にやや大きな地震があり、少し恐怖を感じるほどでした。
それでも試合はそのまま続行。きっと、主審は動き回っていたので気がつかなかったのでしょう。
そんなときに、主審に試合を中断すべきであるという助言も無線を使ってできるようになるといいのかもしれません。そういった仕事が第4の審判の仕事として追加されるかもしれませんね。
とにかく、この無線機使用で審判団のコミュニケーションが活発になり、よりよい試合運営になることを期待したいと思います。
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