五輪商戦、広い「アウト」の幅…「日本代表、応援します!」もダメ

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それはちょっと酷すぎでしょう。

経済効果数兆円とも言われる2020年の東京五輪――。多くの企業や商店街などがお祝いムードに商機を見いだそうとするが、ちょっと待った! その宣伝文句が五輪をイメージさせるだけでも、日本オリンピック委員会(JOC)から思わぬお叱りを受ける可能性がある。

大阪府の画像処理会社は「2020年東京開催決定記念」とうたい、9日からアルバム製作料を値下げした。前回の東京五輪(1964年)が開かれた60年代の写真を含むアルバムなら、通常より7割近く安い「2020円」でデジタルデータ化し、CDに焼き付ける。社長は「五輪をきっかけに昔の写真を見返してもらい、話題作りに役立てば」。

大阪市内のスーパーマーケット。食品売り場の一角には「やったぞ! 東京」と銘打った特設コーナーが登場した。有名店の味を再現したレトルトカレーや、東京スカイツリーにちなんだせんべい、もんじゃ焼きセットなど約10種類が山積みされている。「2020年」「オリンピック」などの文字はなくとも、東京五輪の開催決定にちなんだ企画であることは一目瞭然だ。

大阪・道頓堀大阪市中央区)の名物人形「くいだおれ太郎」には、東京五輪の開催決定が決まった8日朝、「東京五輪! こんどは わても観(み)にゆけるやろか…」というふきだしが付けられた。多くの観光客らが足をとめ、記念撮影が続くなか、すぐ脇ではくいだおれ太郎の人形焼きが売られている。

「便乗」というより、お祝いムードの演出に見えるが、こうした催しも思わぬ警告を受ける可能性がある。

朝日新聞デジタル:「おめでとう東京」もアウト 五輪商戦、言葉にご注意 – 社会

ここまで行くと、もはや難癖。
そもそも、日本代表ってオリンピックだけの話じゃないですし。
まして、来年はワールドカップイヤーですよ。
今便乗するのがダメと言うのかもしれないけれど、じゃあいつからならいいの?ワールドカップは?リオやソチのオリンピックは?

そして、「東京応援」あたりがダメと言われてしまうと、「東京」が呼称である我等がFC東京にとっては困った事態です。
思わぬところで怒られかねない。

スポンサーに還元したい、オリンピック使って商売するなら金払えってのはわからない理屈じゃないですけど、これはちょっとやりすぎ。

東京も日本代表も、オリンピックだけじゃないんですよ。

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