災害時に必要な備蓄、「3日分」から「1週間分」に変わったワケとは?

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救援が来るまでの時間

これまで災害用の備蓄は、3日分が適量といわれてきた。だが、今年5月、南海トラフ巨大地震の対策を検討する国の有識者会議は、「家庭用備蓄は“1週間分以上”の確保が必要」と発表した。なぜ1週間分が必要に変わったのか。防災啓発活動などを行う『NPO法人プラス・アーツ』理事長の永田宏和さんがこう説明する。

「南海トラフ地震のエリアは広く、被害の規模はかなり大きくなると想定されています。つまり、助けなければならない人の数は莫大に増えるのに、助けに行ける人は圧倒的に少ない。首都直下地震の場合も、エリアは小さいですが、人工密度が高いため、救援がすぐには来ない可能性が高い。だから、せめて1週間、自力で生き延びる必要があるのです」

となると、備蓄品をもっと増やさねば!と思いがちだが、それは大きな間違いだ。

「1週間といっても、傷みやすい冷蔵庫の中の食材から少しずつ食べていけば、最初の3日間程度は過ごせます。あとの4日分を備蓄しておけばいいのです」(永田さん)

NEWSポストセブン|災害用の備蓄 「3日分」が「1週間分以上」に変わった理由

東日本大震災のときにも、被害が大きくない地域ですら食べ物がなくなったりしましたもんね。

そうなると、緊急時に慌てて買い占めるより普段からの備蓄が大事かも。

一週間分くらい食べ物があれば、気持ちに余裕もできますしね。

何かあってからではなく、余裕があるときに動いておきましょう。

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