消費における感動とは何か?

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リピーターを増やすための一番の要因は「感動」です。

結構気軽に使われているこの言葉ですが、感動ってなんなんでしょうか?

消費という面をメインにちょっと考えてみました。

まず、消費における満足とは何か。人が消費をするときには何かしらのコストを払います。お金であったり、場合によっては時間であったり。

わかりやすくお金の面だけを考えることにしましょう。人があるものに対して500円を支払うとき、人はその商品に対して500円以上の価値を求めます。

消費とは等価交換ではないのです。もしその商品に500円の価値しかないならば、手元にそのまま500円を置いておけばいいのです。

そして、商品とお金を交換すると同時に人はその商品に対して無意識に「想定の範囲」を作ります。実際に商品を使用した感想が想定の範囲内に収まったとき、人は満足を感じます。

では、感動とはどんなときに生まれるのか。それは、人が無意識に作った「想定の範囲」を上回ったときに生まれるのです。

誕生日や結婚式の演出にサプライズが好まれるのはそのためですね。想定できないことには感動が生まれるのです。

ディズニーランドにリピーターが多いのもそのためです。何度足を運んでも、そのたびに変化があり新しいサプライズがあり、それが感動となるのです。

つまり、感動を生みたいならば人の想定を超える努力をすること。毎回同じではなく変化を起こすのです。それが感動を生む秘訣。

感動を生もうと思うときには、満足度を上げるのではなくその先を考えなければならないということですね。

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