栃木SC、Jリーグでの存続危機…債務超過の解消困難で

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栃木SCが、連続赤字や債務超過の解消困難などで存続危機となっているようです。SC、Jリーグ存続危機 債務超過の解消困難 : 栃木 : 地域 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)という記事になっていました。

サッカー・J2の栃木SCは5日、今季の収支を対象とする来年1月期決算が昨季に続いて約9000万円の単年度赤字となり、債務超過額も1億5000万円近くに達する見通しを明らかにした。編成中の来季予算では、支出を大幅に切りつめて黒字転換する方針だが、債務超過までは解消しきれない可能性が高い。Jリーグのクラブライセンス(CL)制度が適用される2015年1月末時点で参加資格を満たすのは極めて困難な見通しとなり、クラブは存亡の危機に立たされた。

CL制度は、来季が対象の決算で3期連続単年度赤字か、または債務超過のクラブにリーグ参加資格を認めないと規定している。SCは仮に3期目で黒字転換しても、債務超過を解消しなければリーグに残れない。中津正修社長と水沼富美男副社長は5日に県庁で開いた記者会見で、ファンによる募金活動も始まったことも踏まえて、クラブの財政状況を説明した。

SCは昨季の決算で1億1500万円の単年度赤字を計上、5600万円の債務超過に陥った。今季はJ1昇格を悲願に掲げて大型補強で臨んだが、入場料収入の伸び悩みや増資の失敗などで、選手人件費増加を補えなかった。3試合を残して10位と、6位以内によるプレーオフ進出も困難。中津社長は次期決算について、「2年連続の単年度赤字で、債務超過額も約9000万円増える」と、厳しい情勢にあることを明かした。

先日、福岡でも似たような話がありましたね。

こういうときにすぐに出てくるのが「募金だ!」「グッズを買え!」という話。

確かに、サポーターの行動としては正しいのだと思います。サポーターにできることはさほど多くありませんしね。

しかし、それで根本的な解決になるのかと言ったらそうではありませんよね。

今回の危機は乗り越えられるかもしれない。けれど、それで安心してしまってはまた数年後に同じことを繰り返しかねないのです。

一時的な回避策で資金を確保したら、きちんと魅力を発信出来るコンテンツを用意しなければなりませんね。

サポーターが喜んでお金を出したくなるような魅力あるコンテンツ。難しいことではありますが、チームを安定して存続させていくには最終的にそれしかありません。

そして、サポーターにできることは、一人でも多くの人を誘ってJリーグを見に来てもらうこと。なんといっても、サポーターが増えることが一番の収入源ですからね。

ここからの再建は地道な活動になるかもしれませんが、頑張ってほしいと思います。チームが消えるのは、見たくありませんからね。

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