FC東京権田が代表辞退!「オーバートレーニング症候群」って?

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現在行われている東アジア選手権。
FC東京のGK権田はコンディション不良を理由に召集を辞退していましたが、先日その原因が「オーバートレーニング症候群」であると発表されました。
F.C.TOKYO

では、このオーバートレーニング症候群とは一体どんなものなのでしょうか。
調べてみました。

オーバートレーニング症候群の原因は?

まず、オーバートレーニング症候群の原因とはどのようなものなのでしょうか。

スポーツトレーニングは、日常の身体活動のレベルより大きな負荷の運動をすることによってトレーニング効果が得られるという原則があります。これを過負荷の原則(オーバーロード・トレーニング)といいますが、大きな過負荷を続けると同時に、疲労回復に必要な栄養と休養が不十分であった場合には、かえって競技の成績やトレーニングの効果が低下してしまいます。このような状態をオーバートレーニング症候群といいます。

オーバートレーニング症候群 | e-ヘルスネット 情報提供

別のサイトではこのように説明されています。

オーバートレーニング症候群の原因は運動によるストレスです。
激しい運動は肉体だけでなく精神的にも強いストレスを与えます。当然、脳もストレスを感じるため、交感神経の緊張が起こります。

通常、脳の働きでこのストレスは解消されていくのですが、あまりに多くまた長期間のストレスが続くと対応が間に合わなくなり、最終的にはストレスを放置するようになるのです。
この結果、交感神経の緊張が続き、様々な症状が現れるようになります。

オーバートレーニング症候群について(原因・症状・治療・予防)|知っておきたいスポーツでの怪我のこと

つまり、トレーニングのしすぎでかえって効果を落としてしまうのがオーバートレーニング症候群ということですね。
なんともゴンちゃんらしいというか…。

オーバートレーニング症候群の症状は?

では、オーバートレーニング症候群ではどのような症状が現れるのでしょうか。

主な症状は慢性的な疲労感ですが、症状が長期化すると動悸、息切れ、不眠、下痢、筋肉痛、うつ症状など様々なものが現れるようになります。
症状が多岐にわたることから、他の疾患と勘違いしてしまう事が多く、障害が長期化するケースもあります。

オーバートレーニング症候群について(原因・症状・治療・予防)|知っておきたいスポーツでの怪我のこと

症状は多岐にわたるとのことなのでゴンちゃんが今現在どんな症状を訴えているのかは不明ですが、あのゴンちゃんが不調を訴えるというのですからかなり苦しそうだというのは予想できます。

どんな治療をするの?

オーバートレーニング症候群の治療とはどのようなものなのでしょうか?

運動を控え体を休めることが基本治療になります。疲労感が抜けるまでしっかり休むようにしましょう。疲労感があるかどうかは起床時に確認すると判断しやすいと思われます。
うつ症状がある場合は早めに専門医を受診し、必要であれば投薬治療を受けるようにします。

オーバートレーニング症候群について(原因・症状・治療・予防)|知っておきたいスポーツでの怪我のこと

とにかく休むしか方法はないということですね。
ストイックなゴンちゃんのことですから、休むというのはとても辛いことだとは思いますが、これもトレーニングの一環だと思ってきちんと休んでもらうしかありませんね。

いつごろ復帰できるの?

さて、一番気になるのはいつごろ復帰できるのかという点なのですが、これについてはどの文献を読んでもはっきりとどのくらいの期間でというのはかかれていませんでした。

とにかく疲労感がなくなるまで休養して、それから復帰が可能となるとのことでした。
重症になるほどトレーニングを中止する期間が長くなり、それによって競技に復帰することが不可能になることもあるという恐ろしい病気。

焦らずしっかり休養して戻ってきてほしいですね。

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