[エジプト]サッカー場での暴動で21人に死刑判決

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大きな暴動ではありましたが、判決もまた厳しいものになりました。

 

昨年2月、エジプト北部ポートサイドのサッカー場で観客の間で衝突が起き74人が死亡した暴動事件で、地元の裁判所は26日、殺人罪などに問われた観客21人に死刑判決を言い渡した。
死刑判決を受けた21人の家族や支援者が、被告らが入るポートサイドの刑務所などに詰め掛け、警官隊と衝突。国営テレビによると、警官2人を含む少なくとも22人が死亡し、軍が出動する事態となった。
中東通信によると、事件では警備を怠った罪に問われた9人の警官を含め70人以上が起訴された。裁判所は残る被告について審理を継続する方針。死刑判決を受けた21人のうち、6人は逃走中という。

エジプト、サッカー場暴動で21人に死刑判決 ― スポニチ Sponichi Annex サッカーより

この事件、詳細は知らなかったのですが74人が亡くなったというのは事故というか暴動のはずみというかそういったものではなくて、明確な殺人だったということなんですね。

事件の概要はこちら。

エジプト・サッカー暴動 – Wikipedia

そして、死刑判決の後にも暴動が発生しているんですね。

その衝突でも22人が亡くなっています。

負の連鎖に陥ってしまっていますね。

6人が逃走中とのことですが、こちらは暴力事件を起こさずに確保されてほしいものです。

かなり多くの死者を出す騒動となってしまった今回の問題。

熱くなりがちなスポーツの世界ではありますが、暴力行為という最後の一線だけは越えずに観戦できるような世界になってほしいものです。

願わくば、子供たちが安心して観戦できるようなスタジアムを。世界中で。

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