東京オリンピックで「鬼ごっこ」が公開競技になるかも!?

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あくまで公開競技ですが、オリンピックで鬼ごっこが実施されるかもしれません。

子供の頃、誰もが遊んだことがあるであろう鬼ごっこ。
協会が公開競技採用に向けてロビー活動を行っているようです。東京五輪で「鬼ごっこ」が公開競技に? という記事になっていました。

【鬼ごっこ協会のロビー活動】
 デイリー・テレグラフ紙(英)が5日に報じたところによると、2020年オリンピックの公開競技として、日本の伝統的な遊び「鬼ごっこ」採用へ向け、一般社団法人鬼ごっこ協会がロビー活動を行っているという。同協会は、「鬼ごっこ」の啓発及び推進事業実施などを目的に、2010年に設立された。城西国際大学教授・羽崎泰男氏が会長を務め、現在、学生などを中心に約1000人が会員として在籍している。

報道が出たのが日本ではなくイギリスというのが面白いですね。
どうやら注目されているようです。

なぜ鬼ごっこなのか、鬼ごっこのメリットについてはこう語られています。

【鬼ごっこは誰もが参加できるスポーツ】
 羽崎氏は、鬼ごっこは、サッカーなどのように特別な技術はいらず、4歳の子供から80代の高齢者まで年齢問わず誰もが参加可能であること、庭や森、海辺など、様々な場所で楽しめるスポーツであることを強調。

なるほどごもっとも。
戦う相手も場所も選ばないからこそ子供の頃にあんなに遊んだという面もあるかもしれません。
言葉が通じなくても大丈夫だし、異文化コミュニケーションするには最適です。

ところで、鬼ごっこの正式ルールは実は結構細かいみたいです。

 同協会では鬼ごっこの公式ルールを規定。7人制で、フィールドは15×25m。前後半5分で競う。HPによると、ルールは下記の通りだ。

1、時間内に宝を多くゲットしたチームが勝ち。
2、相手の宝を取りに行きながら、自陣の宝を守る。
3、タッチする時は、必ず両手でタッチする。
4、Tエリアの内側に守りの選手は入ってはいけない。
5、センターラインを超えて敵陣に入り、相手にタッチされたら自陣のSエリアに戻り再スタート。
6、敵陣のSエリア入ると相手からタッチされない。
7、タッチするときに、押したり、叩いたりしてはいけない。

子どものころに遊んだ鬼ごっことはだいぶ違う。
きちんとフィールドもあって、両手タッチ。
なによりもチーム戦というのは経験がありません。ドロケイに近い感じでしょうか。
逃げながら追いかけるというのはなかなか難しそうですね。

肝心の実現可能性についてはこう書かれています。

 国際オリンピック委員会(IOC)が、長く世間に受け入れられてきたレスリングでさえも中核競技のから除外しようとした過去に触れ、IOCに「鬼ごっこ」を競技のひとつとして認めさせることは難しいとの懸念を示している。一方で、「2020年の東京オリンピックは、鬼ごっこを広める最高の舞台。五輪での公開競技として採用後、以降の公式種目としての認定を望む」と期待を見せた。

んー、ちょっと厳しそう?
けれど、実現できたらなんだか楽しそうで夢のあるお話じゃないですか。
協会の方にはぜひ頑張ってほしいと思います。

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