ブラック企業の見抜き方
NHKの週刊 ニュース深読みで「ブラック企業の見抜き方」というのを紹介していたのでまとめてみました。
【採用広告で見抜く】
1.従業員数に対する新規採用数を見る
従業員数に対する新規採用数が大きすぎる会社は要注意。
離職率が高い可能性があります。
2.初任給が高すぎる会社
初任給が高すぎる場合、その中に「みなし残業代」が含まれていることがあります。
つまり、いくら残業をしてもその額以上は支払ってもらえない可能性があるということです。
他に比べて明らかに初任給の額が高すぎる場合には要警戒です。
3.業種名をよくわからない横文字でごまかしている
番組で紹介されていた例を一つ挙げてみると
「コーポレートプロフェッショナルアドバイザー」→損害保険の外回り営業
みたいな感じ。
外回り営業が悪いと言っているわけではありません。
その業種をそのまま書かずに、わけのわからない横文字にしなければならない理由があるかもしれないということです。
4.「アットホームな雰囲気の会社です」
これも、アットホームな会社が悪いというわけではありませんし、本当にこれを売りにしたい会社もあるかもしれません。
しかし、えてして会社は技術や実績を自慢し売りにしたがるもの。
「アットホーム」以外にそれらのことに全く触れていない会社には注意が必要です。
【会社説明会で見抜く】
当然ですが、会社説明会では会社のいいところしか話したがらないもの。
話をよく聞いて、自分が少しでも引っかかるところがあったらきちんと質問をしましょう。
質問をさせない、会社に都合の悪い質問をしたから採用されないなんて会社は論外です。
【面接で見抜く】
面接官がやたらと「内定」を連発する会社は要注意。
10分話して内定、雑談だけで内定、面接1回で内定。
こんな内容では、到底人物を見極めて採用しているとは思えません。
いきなり契約書を出してくる会社にはもっと注意が必要です。
考える時間を与えず、とにかく人員を採用したい会社の手法です。
【最後に】
世間でブラック企業と言われている会社が必ずしも自分にとってのブラック企業とは限りません。
自分が譲歩できる条件、譲れない条件をきちんと整理し説明会や面接での質問に役立てましょう。